「家族性アルツハイマー病」は認知症の原因疾患の一つですが、
認知症の発症年齢が比較的早く、
20歳代後半~50歳代の初老期に発症しやすいといわれています。
また、この病気には遺伝性があることがわかっており、
両親のどちらかが家族性アルツハイマー病であると、
その子供は性差に関係なく2分の1の確率でアルツハイマー病になる可能性があると考えられています。
家族性アルツハイマー病は、現在のところ治療法は見つかっていませんが、
原因遺伝子が明らかになっているため、
家族にアルツハイマー病患者がいる場合、
遺伝子診断を受けることで、
この病気になる可能性があるかどうかを調べることができます。
診断によって予後の推定が可能になり、
将来に向けた療養方針やリハビリ計画を本人やその家族に示すことができます。
*家族性アルツハイマーについては、ソニー生命サイトの先進医療のページから引用させていただきました
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